お客様のために事業を拡大したい社長様へ
柔道戦略
失敗のほとんどは、戦略を知らないことが原因である。
適切な戦略によってかなりの確率で成功させることができる。
戦略には四つある。総力戦略、ゲリラ戦略、ニッチ戦略、顧客価値戦略である。
そのうちの二つを組み合わせ、時には、三つを組み合わせ一つの戦略とすることができる。
ピーター・ドラッカー
戦略は「幸せなお客様を創り出すため」のもので
「ニーズに始まり満足に終わる」ための道筋です。
最終目的は、「幸せなお客様を創り出すため」のもので、
けっして儲けることではありません。
柔道戦略はどんな戦略ですか?
- 起業家的柔道もトップの地位を目指し、やがては支配を狙う
- しかし、企業家的柔道は、それまでのトップ企業と正面切って競争することはない
- 少なくともトップ企業が挑戦を気にしたり、脅威と見なしたりする分野では競争しない
- 起業家的柔道もまた、弱みを攻撃する
- 日本のメーカーがこの戦略を使い、成功し、アメリカの企業を脅かせてきた
戦略を成功させるためには?
- トップ企業が自己満足の状態にあるときに、うってつけの戦略
- トップ企業が、予期せぬ成功や失敗を取り上げず、見過ごしたり無視したりする時
- トップ企業が地位を利用し、市場のいいところ取りをし、大きな利益を手にしようとしている時。
- トップ企業が製品やサービスの最適化ではなく、最大化を目指す時
- 市場や産業が急速に構造変化する時
- それぞれの市場向けに最適の製品やサービスを設計する
- 業界とメーカー、取引先、商慣習、とくに間違った商習慣、経営政策の分析からスタートする。
- 市場を調べ、この戦略に対する抵抗が最も小さく、最も成功しそうな分野を探す
- 既存のものとの差別化が必要である
- すでに地位を確立したトップ企業が本気で守ろうとしない海岸の一角を確保する。
- 市場と売上を手に入れると、次の一角を確保する。そして、やがて、島全体を確保する。
どんなリスクがあるのですか?
- あらゆる起業家戦略、とくに産業や市場において支配的地位の獲得を目指す戦略のうち、
- 起業家柔道こそもっともリスクが小さく、最も成功しやすい戦略
その他の戦略は?
戦略とは"お客さまのニーズに始まりお客さまの満足で終わる道筋"のことです。
下記の4つの戦略から、2つ以上組み合わせて、
御社にとっての適切な戦略をつくり出してください。
市場支配を狙う | 総力戦略 |
---|---|
他社の手薄なところを狙う | ゲリラ戦略 ( 創造模倣戦略 . 柔道戦略 ) |
他社が狙わない隙間を占拠する | ニッチ戦略( 関所戦略 . 専門技術戦略 . 専門市場戦略 ) |
既にあるものの価値を新しい価値に変える | 顧客価値創造戦略 |