お客様のために事業を拡大したい社長様へ
関所戦略
失敗のほとんどは、戦略を知らないことが原因である。
適切な戦略によってかなりの確率で成功させることができる。
戦略には四つある。総力戦略、ゲリラ戦略、ニッチ戦略、顧客価値戦略である。
そのうちの二つを組み合わせ、時には、三つを組み合わせ一つの戦略とすることができる。
ピーター・ドラッカー
戦略は「幸せなお客様を創り出すため」のもので
「ニーズに始まり満足に終わる」ための道筋です。
最終目的は、「幸せなお客様を創り出すため」のもので、
けっして儲けることではありません。
関所戦略はどんな戦略ですか?
- そもそも挑戦を受けることさえないようにする
- 製品として重要でありながら、ほとんど目立たず、誰も競争しにこない点にある
戦略を成功させるためには?
- 製品が、いずれかのプロセスにおいて不可欠なものでなければならない
- 製品によって避け得るリスクが、製品の価格よりも圧倒的に大きくなければならない
- 市場の規模は、最初にその場を占めた者が占拠できるほどの小ささでなければならない
- 通常それは、何らかのギャップのなかにある
どんなリスクがあるのですか?
- ひとたびその適所を占めてしまえば、大きな成長は見込めない
- 関所の地位を占めた企業が、勝手に事業を拡大したり、変えたりすることはできない。
- 需要は、その製品が組み込まれているプロセスや製品への需要によって規定される。
- 最終需用者の成長と同じ速さでしか成長できない
- 需要を満たすほかの方法が発見されるならば、ほとんど一夜で陳腐化する
- 独占を濫用する事ができない
その他の戦略は?
戦略とは"お客さまのニーズに始まりお客さまの満足で終わる道筋"のことです。
下記の4つの戦略から、2つ以上組み合わせて、
御社にとっての適切な戦略をつくり出してください。
市場支配を狙う | 総力戦略 |
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他社の手薄なところを狙う | ゲリラ戦略 ( 創造模倣戦略 . 柔道戦略 ) |
他社が狙わない隙間を占拠する | ニッチ戦略( 関所戦略 . 専門技術戦略 . 専門市場戦略 ) |
既にあるものの価値を新しい価値に変える | 顧客価値創造戦略 |