トップマネジメントのオリジナルプログラム
□ 第01回 10月15日(土) エグゼクティブの仕事
□ 第02回 11月19日(土) わが社の理念を問いただす
□ 第03回 12月17日(土) 事業を成功に導く
□ 第04回 01月21日(土) お客様を創り出す
□ 第05回 02月18日(土) 優れた人材が育つ仕組み
□ 第06回 03月18日(土) 経営計画はこうつくる
☑ 第07回 04月15日(土) イノベーションを起こす
□ 第08回 05月20日(土) 戦略の立て方
□ 第09回 06月17日(土) 成果を生む組織の構築と運営
□ 第10回 07月15日(土) 失敗しない人事の意思決定
□ 第11回 08月19日(土) 経営者のリーダーシップ
□ 第12回 09月16日(土) 成果発表会
ドラッカーを初めて日本に紹介し、ドラッカーと長年にわたり、
親交を深めた野田先生登壇
「日本企業の経営近代化」の推進者であり、各界にわたって同氏を愛し慕う人々の
数は知れず、孫正義氏も師匠と崇める、行動的大学教授。
日本で初めてとなるドラッカーの著書『現代の経営』(自由国民社、1956年)を翻訳し、
経営者の間に大ドラッカーブームを引き起こした野田先生。
その後、現在にまで続くドラッカーの経営思想、事業、マネジメントの本質を
伝える第一人者でもある野田先生が、本講座に特別登壇くださることとなりました。
ドラッカーの日本登場から今に至るまでを見続けてこられた野田先生による、
シークレット講義。またとない機会をお逃しなく。
経営者はなぜ、学び続けなければならないのか。
その答えは、実務経営者である我々は、すでに充分過ぎるくらいに知っている。
では、経営者は、何を学ぶ必要があるのか。
その答えを、ドラッカーが全て教えてくれる。
いかなる組織といえども、業績はトップマネジメント如何にかかっている。
結局のところ、ボトルネックはボトルのトップにある。
組織におけるあらゆる仕事のうち最も組織化することの難しいのが、
トップマネジメントの仕事である。
しかし、それは最も組織することの必要な仕事である。。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーに学ぶ成果をあげるトップマネジメント講座の特長
●ドラッカー専門のコンサルタント山下淳一郎氏が講師として講義を行います。
●毎回、テーマに関するドラッカーのマネジメント体系エッセンスが得られます。
●本講座でしか手に入らないオリジナルテキスト、ワークシートが得られます。
●毎回、講座テーマに関連した経営現場の実例を解説します。
●1年・12回の全講義&ワーク用豪華テキストを配布
●ドラッカーの代表著書群を、1年を通じてサブテキストとして読み込んでいきます
プログラム
第7回 2017年4月15日(土) イノベーションを起こす
今日最強の企業といえども、未来に対する働きかけを行っていなければ苦境に陥る。
個性を失いリーダーシップを失う。残るものといえば、
大企業に特有の膨大な間接費だけである。
ピーター・ドラッカー
第1部 変化が常態
1.私たちの社会
次の社会はすでに到来した。もとには戻らない。急激な変化と乱気流の時代にあっては、
変化が常態である。いまがチャンスの時である。
なぜならば、すべてが流動的だからである。
ピーター・ドラッカー
第2部 イノベーション7つの機会
1.なすべきこと
幸運、チャンス、災難が偉業に影響を与える。だが、運では事業をつくれない。
事業の機会を体系的に発見し、それを開拓する企業だけが、繁栄し、成長する。
起こっていることを理解できなければ、未来に対する働きかけはできない。
ピーター・ドラッカー
(1)機会を見つけ出す
イノベーションの機会は七つある。第一が予期せぬことの生起である。
予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ出来事である。第二がギャップの存在である。
現実にあるものとかくあるべきものとのギャップである。 第三がニーズの存在である。
第四が産業構造の変化である。第五が人口構造の変化である。第六が認識の変化、
すなわちものの考え方、感じ方、考え方の変化である。第七が新しい知識の出現である。
ピーター・ドラッカー
- 予期せぬことの生起
- ギャップの存在
- ニーズの存在
- 産業構造の変化
- 人口構造の変化
- 認識の変化
- 知識の出現
(2) 仕組みをつくる
まず行うべきことは、予期せぬ成功が必ず目にとまる仕組み、
注意を引く仕組みをつくることである。
ピーター・ドラッカー
(3)各部門、各階層のメンバーが集まり、ブレーンストーミングを行う
提示された予期せぬ成功すべてについて、マネジメントたる者は、
次のように問わなければならない。
(1)これを機会として利用することはわが社にとっていかなる意味があるか。
(2)その行き着く先はどこか。
(3)そのためには何を行わなければならないか。
(4)それによって仕事の仕方はいかに変わるか。
そのような時間をとらなければならない。または任せなければならない。
ピーター・ドラッカー
2. なすべきでないこと
(1)凝りすぎる
第一に、凝りすぎてはならない。大勢いるのは普通の人だちである。
組み立て方や使い方のいずれについても、
凝りすぎたイノベーションはほとんど失敗する。
ピーター・ドラッカー
(2)一度に多くのことをする
第二に、多角化してはならない。散漫になってはならない。
一度に多くのことを行なおうとしてはならない。
ピーター・ドラッカー
(3)イノベーションを嫌う空気を放置する
第三に、イノベーションを嫌う空気を放置してはならない。
イノベーションを行なうことよりイノベーションを行なわないことの方が
はるかにリスクは大きい。
ピーター・ドラッカー
講師
ドラッカー専門のコンサルタント 山下 淳一郎
コンサルティングファーム出身、上場企業役員を経て、トップマネジメント株式会社を設立。上場企業を始めとして、様々な業種・規模の経営チームにドラッカーの理論を活用するコンサルティングを提供している。一般社団法人日本経営協会専任講師、淑徳大学の経営学講師、デジタルハリウッド大学院大学客員教授、ダイヤモンドビジネスタレント派遣講師を務める。寄稿に『人材育成の教科書』(ダイヤモンド社)『企業と人材』『経済界』『人事マネジメント』等
- 1987年 ピータードラッカー教授のマネジメントを学ぶ
- 1998年 独国 Ettlingen Bundesrepublik Deutschland.
- 1999年 米国 Minneapolis United States of America.
- 2002年 中小企業 取締役就任
- 2007年 上場企業 執行役員兼グループ会社取締役就任
- 2008年 トップマネジメント株式会社 代表取締役就任
世界最先端シリコンバレーでの体験記
コンサルタント業は「知識の学習」ではなく「現場の研究」です。現場とは企業の中で、そして企業の外で起こっている現実です。企業の中に入り、現場の声に耳を傾けてこそ、その現実の中から実際に役立つものを見つけ出すことができるという想いで取り組んでいます。
- 2008年 『創業4年目のフェイスブックもそうだった』(>詳しく見る)
- 2011年 『ドラッカー先生のご自宅』
- 2016年 『グーグル行ってきました』(>詳しく見る)
- 2016年 『アップル本社行ってきました』(>詳しく見る)
- 2017年 『スタンフォード大学』
- 2017年 『ジョブスの家に行ってきました』(>詳しく見る)
著書
ドラッカー5つの質問
著 者 :山下 淳一郎 あさ出版1,300円(税別)
会社を永続的に成長させていくためにどうすればいいのか―。成功とは挑戦の結果であって、幸運の結果ではない。成功を収めている企業とそうでない企業の違いはどこにあるのだろうか。ドラッカーはこう言っている。「成功を収めている企業は、『われわれの事業は何か』を問い、その問いに対する答えを考え、明確にすることによって成功がもたらされている」「われわれの事業は何か」を問うとは、わが社の事業はどうあるべきかを徹底的に考え抜き、わが社のあるべき姿を明らかにする、ということだ。経営者のそんな仕事の助けとなってくれるのが、「ドラッカー5つの質問」である。
>詳しく見る
新版 ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著者 山下淳一郎 同友館 1,600円(税別)
経営に関するセミナーや勉強会が全国各地で行われています。それらはすべて「社長一人でがんばることを後押しする内容」であり、社長を失敗する方向へ追い込んでいくものです。ドラッカーはこう言っています。CEOの仕事は、一人の仕事として組み立てることは不可能だということである。それは、共同して行動する数人からなるチームの仕事として組み立てる必要がある。
>詳しく見る
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著者 山下淳一郎 総合法令出版 1,400円(税別)
ドラッカーはこう言っています。「その範囲、必要とされているスキルと気質、仕事の種類において、トップマネジメントの仕事は一個人の能力を超える。経営書や組織論が何といおうとも、優れた経営を行っている企業にワンマンはいない。それらの企業はCEOのチームをもつ。」本書は「経営学の本」ではなく「経営者の本」です。学説ではなく現実を描いています。本書の内容は「現実を変えるためのもの」です。この本に書かれていることを実践すると、御社のお客様はさらに増え、長期にわたって繁栄していくことが可能になります。
>詳しく見る
日本に来たドラッカー 初来日編
著者 山下淳一郎 同友館 1,800円(税別)
本書は実話である。「売上のための経営」ではなく「人間のための経営を打ち立てた人物」を描いている。経営を創始し、経営を体系化したピーター・ドラッカーだ。どんなに時代が変わっても、人間にとって大切なことは変わらない。ドラッカーは、そんな大切なことを教え導いてくれる。『ビジョナリ―・カンパニー』の著者、ジム・コリンズはこう語る。この世にあって何がしかの責任を担う者であるならば、ドラッカーとは、いま読むべきものである。明日読むべきものである。10年後、50年後、100年後にも読むべきものである。
>詳しく見る
過去に行なった主なドラッカー講座