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後継者を育成したい社長様へ
写真撮影:山下淳一郎
驚異的な急成長
"世界中の情報を整理し、
世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること"
![ドラッカー,山下淳一郎140.jpg](https://topmanagement.co.jp/first/upload/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%2C%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E6%B7%B3%E4%B8%80%E9%83%8E140.jpg)
これは、グーグルが自分たちの使命として掲げているものです。
グーグルは、スタンフォード大学の学生だった
ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって設立された会社です。
グーグルは驚異的な急成長を遂げました。
当初、グーグルは勤務時間の20%を
自分の好きなテーマの研究に使うよう奨励していました。
それは、ドラッカーのアドバイスによるものです。
あってはならないことが…
シリコンバレーで、転職を考えている人が入りたいと思った会社に
履歴書を送っても、その会社が受け取ってくれない
ということが多発していました。シリコンバレーで働く人にとって、
知らない間に、転職したくても転職できない状況が
つくられていたのです。
アップル、グーグル、インテル、ペイパルのほか2社計6社が
水面下で、お互いの社員を引き抜かないという約束を
交わしていました。
グーグル創設者のセルゲイ・ブリンは
「アップルの社員を引き抜かないように」と
社内通達を出していました。
ところが2年後、グーグルの誰かがアップルの社員を
引き抜いてしまったのです。
怒ったジョブズはグーグルに「1人でも引き抜けば戦争だぞ」
と連絡しました。それに対して、グーグルのCEOエリックは
「引き抜きを実行した人間を
クビにしました」とジョブズに返しました。
2014年、シリコンバレーで働く約6万4000の人が
集団で法的な手続きをしたことによって、
6社の密約が明るみになりました。
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優れた人材を確保することは重要です。
だからと言って、働き手から転職の自由を
奪うことはあってはならないことです。
この時、その「あってはならないこと」が
起こってしまったのです。
エリック・シュミットの言葉
2005年、『ニューズウィーク』に
エリック・シュミットのコメントが
掲載されました。次がその要約です。
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ドラッカーほど知識労働者に詳しい人はいない。
知識労働者という言葉を作ったのがドラッカーだ。
知識労働者とは、働いた時間ではなく成果で仕事をする人のことだ。
ドラッカーは、知識労働者に必要ない仕事はさせるなと言う。
さらに、事業の成功は優れた人材を獲得できるかどうかにかかっている、
企業が成功するには優れた人材にとって魅力ある会社でなければならないし、
優れた人材を惹きつけることができなければならないという。
実は、グーグルが考えていることがこれである。」
(2005年『ニューズウィーク』にエリック・シュミット)
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の後継者の育て方 山下 淳一郎
明日のマネジメントを担うべき人材を今日準備しなければならない。
ピーター・ドラッカー
後継者を育成したい社長様へ
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明日のトップマネジメントを育成し、 組織の精神をつくりあげなければならない。
ピーター・ドラッカー
将来にわたって繁栄し続けるためには、人材育成が不可欠です。
会社の明日を担う、経営人材を育成しましょう。
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