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よくあるご質問

山下淳一郎がドラッカーに関する質問にお答えしています。


目標をたてる5つの要件って何ですか?

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事業の定義は、目標に翻訳しなければならない。
そのままではせっかくの定義も、決して実現されることのない洞察、
よき意図、よき警告に終わる。
ピーター・ドラッカー 

目標とは、事業にとって基本戦略

 

戦略

第一に、「われわれの事業は何か。何になるか。何でなければならないか」
という問いから導き出される具体的な目標である。抽象的であってはならない。
目標とは、使命を実現するための公約であり、成果を評価するための基準である。
言い換えるならば、目標とは、事業にとって基本戦略そのものである。

動機づけ

第二に、目標は行動のためのものである。
仕事のターゲットと割り当てにそのままつながるべきものである。
仕事と成果にとって、基準となり、動機づけとなるものである。

集中

第三に、目標は、資源と行動を集中させるためのものである。
事業活動のなかから重要なものを区別し、
人、物、金という主たる資源の集中を可能にするものである。
したがって、それは網羅的ではなく、めりはりのあるべきものである。

バランス

第四に、目標は一つではなく、複数たるべきものである。
ところが最近の「目標によるマネジメント」をめぐる論議は、正しい目標を一つ求めている。
しかしそのような目標は、錬金のための賢者の石のように益がないだけでなく、
害をなし、人を誤り導く。つまるところ、マネジメントとは、多様なニーズをバランスさせることである。
そのためには、目標は複数でなければならない。

事業の成否に関わる領域

第五に、目標は、事業の成否に関わる領域すべてについて必要なものである。
目標の内容は組織によって違う。しかし目標を設定すべき領域は、
あらゆる組織に共通している。なぜならば、事業の成否を決める要素は、
いかなる組織でも同じだからである。

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