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ドラッカーの経営コラム

私たちは、年商100億円から300億円の企業様に経営チームをつくるお手伝いをしています。


それが、後継の人材に必要な力

ドラッカーに学ぶ人材育成

仕事が要求するものや組織の構造は、これまでと同様、
明日においても大きく変化していくということである。
したがって必要とされることは、昨日の仕事ではなく
明日の仕事のための経営管理者を育成することである。
ピーター・ドラッカー

後継の人材に必要な力

 

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業績が低迷した原因

ある企業に、営業出身の3代目の社長がいました
その社長は、大きな功績をつくったあと、事業の成長に伴って経営チームをつくって
次の代に引き継ぎました。4代目に就いた社長は営業出身の人間で、
不況の時でも高い業績を上げた、経験豊かな人でした。
その社長は、就任後、先代が過去に考えた政策をそのまま進めていきました。

彼は、その政策が今でも有効かどうかを検証することなく、
先代が打ち立てた政策を検証することをせずに、実行していったのです。
業績は振るわず、先代が過去に考えたその政策が有効なものではないとわかったのは、
随分あとになってからでした。彼は、政策を見直すことはしませんでした。

 

明日の仕事のための育成

その後、営業の仕事しか経験のない4代目の社長は、
売上さえ上げていれば大丈夫だろうと考え、経営の仕事にはあたらず、
自分が前衛に出て、思うままに、営業の仕事に専念するようになりました。
経営チームの会議で語られるのは、売上の額だけでした。
5人の役員を教え導くこともせず、役員を指示命令で動かしていました。
意欲を向ける先を失った役員の士気は下がり、経営チームは崩壊し、
業績も落ちていきました。こうして、4代目の社長は、先代の期待に反して、
会社を窮地に追い込んでしまったのです。
ドラッカーはこう言っています。

 

仕事が要求するものや組織の構造は、これまでと同様、
明日においても大きく変化していくということである。
したがって必要とされることは、昨日の仕事ではなく
明日の仕事のための経営管理者を育成することである。

 

正しい答えより正しい問い

変わってしまった「現在」に対して、その「現在」が変わる前に立てられた方針を
そのまま進めてしまえば、失敗は目に見えています。
間違った認識のうえに不適切な決定を積み重ね、気が付かないうちに、
会社を窮地に追い込んでしまうからです。

ゆえに、次の世代に必要なのは「過去の方針を進める力」ではなく
「過去の方針を問いただす力」です。事業を取り巻く環境は変わっていきます。
どんなに正しい答えであっても状況が変わればその答えは役に立たなくなります。

しかし、正しい問いを知っていれば、後継の人材は自分たちの力で
正しい答えを創り出していくことができます。
それが、後継の人材に必要な力です。

 

 

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ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : ドラッカー専門の経営チームコンサルタント 山下 淳一郎 
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トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー

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