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ドラッカーの名言

年商100億から300億企業の経営チームをつくりたい社長様へ


自分の分身を育てるのは間違い

ドラッカー 上司をマネジメントする

経営者に限らず上司は、自分のコピーをつくりたがる。上手くいって一回り小さなコピーが出来上がるだけである。どだいコピーが本物であるはずもなく、異質性の中から活力が生まれるということを無視してはならない。
ピーター・ドラッカー『20世紀を生きて』

人はそれぞれ固有の存在

 

オーケストラの演奏者がすべてトランペットだったら?。野球選手がすべてピッチャーだったら?。会社の人間がすべてあなただったら?。そうです、何も始まりません。会社という集団は、異なる強みをもつ異なる人たちが、異なる役割を担うからこそ、行うべきことを行い、成果をあげることができます。

経営者は、資金を調達し、事業について検討し、組織をつくり、人事の決定を行い、社員に動機づけを行い、業界の集まりなどに出席したりと、その多元的な仕事の範囲、膨大な仕事の量、多岐に渡る仕事の質からして、到底一人でできるものではありません。ゆえに、組織をつくり、事業を伸ばしていこうとすれば、「腹心の人材を育てたい」、「右腕となる人材を育てたい」 という考えが生まれて当然です。むしろそれは、組織を繁栄させていくために取り組むべき課題のひとつと言えるかもしれません。

ところが、「自分の分身をつくりたい」となると意味はまったく異なります。人はそれぞれ固有の存在です。人は誰しも得意なものと得意でないものがあります。自分にないものを他者から求められても限界があるのと同じように、自分と同じものを他者に強いることにも限界があります。人は、自分の強みを発揮するときに成果をあげることができます。ゆえに、強みを生かせる仕事を提供し、異質性の中から活力を生み出すことが経営者の仕事です。わたしは、 自分のコピーを他者に求める、「自分の分身をつくりたい」という考えに対して、強い疑問を投げかけるひとりです。あなたはどう考えますか?。

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