ホーム  > 経営コラム  > それは、どちらが正しいか

ドラッカーの名言

一枚岩の経営チームをつくりたい社長様へ


それは、どちらが正しいか

社会0605.jpg

あらゆる企業が、利益のあがる活動のすべてに進出すべきでもない。あらゆるマネジメントが、それぞれの能力をもち、それぞれの限界をもつ。それらの能力や限界を超えて手を広げるならば、いかに利益があがるはずの事業でも失敗に終わる確率は高くなる。
ピーター・ドラッカー

社会のどこを担当させていただくか

 

ある日カフェでコーヒーを飲んでいた時のことです。うちの会社の方が正しい、いや、正しいのはうちの会社だ。たまたま、私はそんな議論が交わされている見知らぬお二人の隣におりました。耳に飛び込んでくるお話の内容からして、そのお二人ともコンサルティング会社でお仕事をされている方でした。もとより、あらゆるヒトに、あらゆるコトを提供できるコンサルティングなどこの世に存在しません。特定のヒトに、特定のコトを提供しているコンサルティング会社はたくさんあります。ここでいう、特定のヒトが「お客様」で、特定のコトが「事業」です。

たとえば、ひと言に医師と言っても内科と外科とでは仕事がまったく違います。内科の医師は、お腹が痛い人を担当し、お腹の回復を担当しています。外科の医師は、骨折した人を担当し、骨の回復を担当しています。それと同じように、ひと言にコンサルティングと言っても会社によって事業内容がまったく違います。事業は、「社会のどんなヒトを担当させていただくか」、「社会のどんなコトを担当させていただくか」、ということにつきます。

ドラッカー教授はこう言っています。「それぞれの能力をもち、それぞれの限界をもつ。それらの能力や限界を超えて手を広げるならば、いかに利益があがるはずの事業でも失敗に終わる確率は高くなる」。外科の医師が内科の手術をすれば手術が失敗に終わる確率は高くなります。それは、患者さんにとって良くないことです。内科は内科、外科は外科です。うちの会社の方が正しい、いや、正しいのはうちの会社だ。この議論はナンセンスでしょうね。どんな想いで事業を行っているのか。どんな人のお役に立ちたいのか。どんな人のお役に立てるのか。それを見失わずにいたいものだと、コーヒーを飲みながら、自分の事業について考えさせられました。

明日から経営が変わる!メルマガ

ドラッカーを実践すれば成果があがる! 経営のワンポイント


新版 ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
amazonで買う
ドラッカーが教える 最強の経営チームのつくり方
amazonで買う
日本に来たドラッカー 初来日編
amazonで買う

経営チーム専門のコンサルティング
トップマネジメント株式会社
渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー15階
秘書受付:03-4405-9175 FAX 03-6700-6670
お問い合わせ
弊社及び弊社のサービスは、The Druker 1996 Literary Works Trust及びダイヤモンド社と関係ありません。

Copyright © 2017 Top management All Rights Reserved.