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ドラッカー5つの質問

この問いを怠るとき事業の急速な衰退がやって来る。ピーター・ドラッカー


PDCAは人間を壊す

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「マネジメント=PDCA」ではない

 

東証一部上場企業様を中心に、
ドラッカーの役員研修を行っている会社です。

 

PDCAの起源
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戦前戦中の日本はあらゆる組織を
戦争に役立つように整え、戦力で国の威厳を
高めようという考えに立っていました。

 

戦後、GHQの最高司令官マッカーサーは、
国民自身の力で国民の自由を作れるような
日本に変えることが、自分の役割だと考えました。

 

彼は、今後の日本の発展のために、
数百人の学者を日本へ呼び寄せ、
必要な知識を学ぶ機会を日本人に与えました。

 

 

デミングの手法

あなたもご存じのように、その学者の中に、
米国イェール大学の教授でエドワーズ・デミング
という統計学者がいました。ドラッカーの後輩であるデミングは、
工場の生産性を高めるために、統計が生かせると考えました。

 

1947年、彼は製造業において品質を
一定の水準に保つための手法を日本の経営者に教えました。
日本の製造業は、デミングの提唱した手法を取り入れ、
品質の向上に成功しました。

 

そして、日本は世界が驚く製品を作るまでになりました。
トヨタや日本電気をはじめ、多くの企業が
デミングの手法を取り入れたのです。
その手法はやがてPDCAと称され、その名は広く知れわたり、
「マネジメント=PDCA」と誤認されるようになりました。

 

 

マネジメントの父の書にPDCAはない

マネジメントの父・ドラッカーの著作の中に
PDCAという言葉は一つも出てきません。
PDCAは、機械で造った製品の不良率を下げるために
考え出された品質管理の手法なのです。

 

昨年ヒット商品を生み出したからといって
今年もヒット商品と出せるとは限りません。
どんなに優れたアイデアマンも、頭が冴えず、
いいアイデアが浮かばないことがあります。
人間ですから。

 

PDCAは、人間の仕事を対象にしたものには適さないのです。
人間は、機械のように仕事をしませんし、
機械のように同じ結果を出せるとは限りません。

 

 

成果を上げる7つのこと

人間は機械にしてはあまりにお粗末な設計であると、
ドラッカーは言っています。
PDCAに人間の仕事にあてはめてしまえば、
思いもよらない進化の芽を摘んでしまい、
現れるはずの活性を封じ込めてしまいます。

 

原理原則は時代が変わっても変わりません。
しかし、方法論は時代が変われば変わります。
既に時代は大きく変わっています。
PDCAという方法論は過去のものです。

 

ハーバード大学はPDRを推奨しています。
PDRとは、Prep(実行するために必要な準備)、
Do(実行)、Review(結果から得られる教訓)のことです。

 

人と人が協力し、組織で通じて成果をあげるようになった
今日の社会にあって、方法論は簡素化されても、
仕事そのものは複雑になっています。
具体的には、次の手順です。

 

  1. 何のためかを問いただす。
  2. 得たい結果を明らかにする。
  3. 何を実行するかを決める。
  4. それを実行するために必要なことを決める。
  5. その仕事に誰が関わるかを明らかにする。
  6. その仕事は誰に影響を与えるを明らかにする。
  7. 誰に何を共有すべきかを明らかにする。

 

5つの質問は「答えを出して終わり」ではなく「問い続けるもの」です。
改善よりも改革を行ってください。 

 

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詳しくは、こちらでお読みになれます

ドラッカー5つの質問 | 山下 淳一郎

成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。

ピーター・ドラッカー

 

 

経営チームを強化したい社長様へ

 

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いかなる組織といえども、その業績はトップマネジメントにかかっている。
ピーター・ドラッカー

今以上に事業を伸ばしていくためには、経営チームが不可欠です。
さらなる発展のために、経営チームをつくりましょう。

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