
会社をワンランクアップさせたい経営者の方へ
組織において最も重要な決定は、人事決定である。人の強みにマッチする仕事をさせなければ能力は発揮されない。事業やサービスなどについて賢明な決定を下しても、人事決定を正しく行わなければ成果は上がらない。
ピーター・ドラッカー『マネジメント』
ドラッカーを経営の現場で活用するためのコンサルティング
適切な人事決定を行うための5つのステップ
完璧ではない人間に、完璧な人事の決定はありません。しかし、適切な取り組みを続けるところによって適切な人事を行える可能性が高くなります。成長している会社の経営者や、伸びている組織の人事責任者は、人事の決定を適切に行っています。米国陸軍は、1941年から1945年の4年間という短期間で、優秀な指揮官を約700人も育て上げました。それは、米国の陸軍参謀長のジョージ・マーシャル将軍が5つのステップに従ったからです。

- 仕事の中身を詳細に検討する。
- 常に複数の候補者を検討する。
- 候補者の強みを理解する。
- 他者の客観的な意見を聞く。
- その人に仕事の内容を理解させる。
適切な人事決定を行うための5つのルール
GM社のトップを約30年つとめたアルフレッド・スローンは、適切な人事のステップを踏んでいたことによって、GM社を世界最大、かつ最も高収益の企業に育てあげました。

- 配属に失敗した時、決定を行った人は責任を負う。
- 仕事のできない人は速やかに異動させる。
- 仕事のできない人にやり直しの機会を与える。
- 人事を適切に行う
- 新しく採用した人は、確立された業務に就かせる。
人事の決定4つの視点
成果は強みによってのみあげられます。弱みからは何も生まれません。したがって、人事の決定においてはその人の強みに焦点を合わせることが大原則です。誰もがもつ弱みにおいては、成果をあげるうえで妨げとしてのみ捉えることがより適切な人事を行う可能性を高くします。

- その人が成果をあげた仕事は何かを理解する。
- その人がよくできそうな仕事は何かを検討する。
- その人の強みを十二分に発揮させるために何が必要か。
- その人の下でわが子を働かせたいかどうか。

