ワンマン体制が原因

トップマネジメントの仕事がチームの仕事であることを認識することは、特に中小の企業において重要である。企業が成長できないのも、トップのワンマン体制が原因であることが多いからである。
ピーター・ドラッカー『マネジメント』
企業が成長できない根本的な原因は何か

会社はひとつの生命体
会社はひとつの生命体であるがゆえに、ステージに応じて求められる課題が異なります。成長とは、必要な準備と時に適った取り組みの結果です。必要なときに必要な手立てを打っていく企業こそが成長を手にします。企業が成長できない原因とは、必要な準備を怠ることです。
創業期
"事業の定義を怠れば、離陸すらできません"。事業を軌道に乗せることが現実の課題となります。ゆえに目的を見失えば打つべき手立ても失ってしまいます。そうならないために「ミッション」に基づいて事業を進めることが明日の成功を左右します。事業を定義しない企業が成長することはまずありません。
成長期
"マネジメントを持たなけば停滞を招きます"。事業の基盤づくりが課題となります。事業の繁栄と組織の成長を具現化するために、やがて経営を複数人で行う必要ができます。経営チームづくりに着手するか否か明日の決定付けます。経営チームの準備をしない企業はここを堂々巡りするままになります。
発展期
"ワンマン経営が事業の陳腐化を招きます"。事業の成長に比例して、既に組織は一人で仕切れるサイズを超えています。いままでの組織づくりの努力がここで実ります。経営をチームの仕事として行える状態が今後の存続を堅牢なものにします。現在の成功を廃棄できるかどうかで今後が繁栄が決まります。
成熟期
"他業種に手を広げれば失敗します"。事業は陳腐化しその実効性を失います。ゆえに事業を新しい次元に進化させていく取り組みが主たる課題になります。発展期にその準備ができていれば、危機を機会にすることができますが、安易に他の分野に手を広げる失敗を犯しやすいので要注意です。

