
この問いが組織を繁栄させる
経営の父、ピーター・ドラッカー教授は、「中小企業においてもトップマネジメントの仕事は大企業以上に明確に行わねばならない。」と断言されています。経営者が一番最初に取り組むべきものが、この5つの問いです。この5つの問いを考え抜き、取り組んでいくことこそ、将来にわたる繁栄基盤を構築することになります。
われわれの使命は何か?
実現したいこと
自分たちは何を実現しようとしているのか、という問いです。ただ儲けたい、ただ会社を大きくしたいという意図だけで、価値あるものを提供し続けることはできません。組織が掲げる目的の高さが組織の価値そのものであり、その価値の内容が働く意味をもたらしてくれます。
われわれの顧客は誰か?
どんなに人に
どんな人に喜んでもらうのか、という問いです。たとえ使命を定めたとしても、それを必要とする存在がなければ、その使命は不要な自己満足に終わってしまいます。事業内容を決めるのは、自分たちではなく顧客であり、誰を顧客にするかで、行うことのすべてが決まります。
顧客の価値は何か?
何を満たすか
顧客が得る利益は何か、というのがこの問いです。わたしたちは、顧客から得る報酬によって生きており、顧客がいなければ存在することはできません。何を選び、何を買うかとった決定権はすべて顧客が持っています。顧客が得たい価値を知ることによって、はじめて顧客に提供すべきことが明確になります。
われわれの成果は何か?
どう変わるのか
何をもって貢献度を知り得るか、というのがこの問いです。成果はすべて組織の外にあります。組織の中に成果は存在しません。外にある成果を計測する方法があってこそ、自分たちの事業が正しく進んでいるかを把握することができ、軌道修正も可能となります。
われわれの計画は何か?
8つの要件
計画がなければ、すべては成り行き任せとなります。刻々と変化する社会の中で継続的に繁栄していくためには、事業を存続に関わる事に対して目標を持つ必要があります。事業の存続に関わる目標は次の8つです。

- 今日の顧客の期待を上回るための目標
- 明日の顧客の欲求に応えるための目標
- 人的資源の目標
- 設備資源の目標
- 資金の目標
- 生産性をあげるための目標
- 社会責任に関する目標
- 売上目標・利益目標

